風邪の諸症状は治そうとしてはいけない!?風邪はあなたを守るための大切なシグナル。

実は最近、風邪をひいてしまい、少しブログの更新が滞ってしまってました。

私は風邪を引くと必ず、のどと鼻がやられ、その後場合によっては気管支もやられて喘息ぎみになり、さらにひどい時は熱と頭痛に悩まされます。

やっぱり風邪の諸症状は誰にとっても辛いですし、薬などでいち早く治して、元気を取り戻したいと思うのが普通ですよね?あまりに症状が長く続くと、「ウイルスめ、早く出ていけ!」なんて怒りが湧いてきます。

一般的に、風邪といえば、体内に風邪ウイルスが侵入し、体のあちらこちらで悪さをするので、そのウイルスを退治しようと体が様々な反応をすることによって、発熱や咳などの諸症状がでると言われていますよね。

確かに、風邪そのもののメカニズムとしてはその通りなのですが、もう少し視野を広げてみると、風邪の違った側面が見えてきます。実際に、この風邪をまったく違った視点から観察していた方の、こんな面白い説があります。ここで少し紹介しておきましょう。

風邪は病を癒すための治療行為?

本書の著者野口晴哉氏によると、風邪は病そのものではなく、実は、病を癒すための自然が生み出した治療プロセスの一つなのだと言うのです。

どういうことかというと、体には弾力というものが元々備わっており、その弾力が損なわれること(硬直化)で、様々な病気になるというのです。

例えば、脳溢血という病気は、血管の弾力性がなくなって破れてしまうために起こるものです。よく健康のためにストレッチがいいと言われるのも、この体の弾力性を取り戻そうとする行為だからだと言えるでしょう。

野口氏によると、風邪を引くことで、弾力性が弱くなった体(の一部)が一応恢復するというのです。例えば、血圧が高い人は風邪を引いたあとは血圧が低くなっているといいます。これは血管の弾力性が回復した証左であるわけです。

つまり、風邪は弾力性を失いかけた病んだ体(の一部)を治療するためのプロセスであって、病そのものではないというのです。この見方は我々に風邪に対するイメージを一変させます。

また、血管だけでなく、頭の使いすぎ、消化器や腎臓や肝臓のはたらきを余分にした後(暴飲暴食)など、体のどこかに”偏り運動”が行われ、働かせ過ぎた処があると風邪をを引くというのです。

私たちは風邪はウイルスの伝染によって起こると思っていますが、実はそうではなく、体の一部を使いすぎて体の弾力性が低下している人が、その弾力性を回復させようとして風邪を引くという見方もできるのです。そういう意味ではウイルスはその手段の一つに過ぎません。

さらに野口氏は、風邪はガンの予防にまで一役買っているとまで言い切っています。実際、がん細胞になる悪性の細胞は、通常の健康な細胞よりも熱に弱いということが既に知られています。

悪性の細胞はおよそ39度で衰え、42度以上で死滅すると言われています。そう考えれば、発熱という風邪の症状も単にウイルスを退治するだけが目的ではないということが言えます。

私たちが日頃、忌み嫌って、なるべく引かないように予防しようとする風邪は実は、私たちから命に関わるような大病から守ってくれている可能性があるのです。

たしかに、風邪ひとつ引かなかった人が急にぽっくり逝ってしまうなんて話は良く耳にしますよね。野口氏によると、このような人は、単に健康だというだけでなく、風邪すらも引かないくらい体が鈍くなってしまっている可能性があるので、特に注意が必要だと言います。

風邪は治さず経過させる

さらに野口氏はこうも言っています。風邪は治すものではなく、経過するものである、と。私たちは通常、風邪を引くと、いち早くその諸症状から逃れようと、対症療法的に薬を飲んだりして、その症状を緩和しようとします。

しかし、その行為が、以上のような風邪の効用を弱めてしまうとすれば、非常にもったいない話です。私は、ここで野口氏の風邪についての説が真実かどうかということを議論する気はありません。むしろ、この説を鵜呑みにして、単に喜んで風邪を引こうということでもありません。

大事なのは、風邪を単なる一過性の病とみるのではなく、それが、あなたの偏り疲労や免疫の低下などへの重要な”シグナル”だということに気づくことです。

体からのシグナルに向き合う

西洋医学はいつも、病を敵視して、それを取り除く方法を躍起になって探してきました。私はそれはそれで、人類のサバイバルに大いに役立ってきたのは事実です。しかし、時には、病を単純に敵とみなすのではなく、体(つまりはこの宇宙のメカニズム)からのSOSだと捉えて、体や心と向き合うチャンスに変えようとすることが最も重要なことです。

冒頭での私の風邪の症状(のどと鼻がやられる)は、本書によると、前屈する癖をもっている人にでる症状だと言っています。この指摘があまりに的確で驚きました。何を隠そう、私の最大の弱点は姿勢の悪さなのです。

元気な時や調子がいい時はちゃんとした姿勢を心がけているのですが、少し気を抜いたり、疲れてきたりすると、もう猫背になって、前屈姿勢になってしまい、周りからも姿勢が悪くなってるよと指摘されることも多々あります。

今回の風を引く前も、ハワイ出張での時差ボケと疲れ(関連記事:TED流ハワイの楽しみ方 まとめ編)によって、気づけばまた悪い癖が出てしまってました。この姿勢の悪さによる体の一部への偏り負担は相当なものなのでしょう。今後も意識して改善していきます。

ということで、本書ではもっと詳しく、症状別にの偏り疲労が出やすい箇所や、具体的な風邪の経過の仕方などが書かれているので、興味があれば一読してみてください。

皆様も健康にはくれぐれもお気をつけて、豊かな人生を共にエンジョイしていきましょう。

それでは。

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TE.D
昭和末期生産型AI投資家。ロスジェネ最後の生き残り。30代で結果的に実質セミリタイア。最近はハワイ東京間を行ったり来たり。映画「キャスト・アウェイ」のトム・ハンクスのごとく、このネット大海原の無人島にて一人つぶやいてます。 穏やかで自由かつ豊かな次世代の都心ライフスタイルを模索しながら、日々のささいな経験や気づき、オススメ情報を中心に発信します。

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