われわれ一般人は2060年に月周回旅行に行く

先日、ファッション通販大手のZOZOTOWNの創業者前沢氏が、民間人として初めて月周回旅行をすることがきまりましたね。

気になるその旅費の総費用は900億円にのぼるとも言われています。本当に桁違いの話題ですね。

ネット上では、無駄遣いだとか、その分をZOZO社員や顧客に還元すべきとか、スペースX社のイーロン・マスク氏共々単なる宣伝狙いのパフォーマンスではないかなどと、やっかみ半分の意見が目立ちます。

わたしは逆に、この前沢氏という人物は本当にやりたいことを迷いなくやってきた、そしてこれかもやる人なんだなと、そのやりたいことをやる本気度に脱帽したほどです。

よく考えてみてください、民間人初の月周回旅行というのは、ハワイ旅行に行くのとはわけが違います。しかも民間企業のスペースXがまだ完成させてもいないロケットに乗るというのです。そのリスクは飛行機事故や交通事故の比ではありません。

生きて帰れない可能性も十分あるということは、いままでの成功や富をすべて捨てるほどの覚悟がないとできません。

それはさておき、わたしがこのニュースを見て興奮したのは、この月周回旅行計画がもし成功すれば、

われわれ一般人が月周回旅行ができるまでのロードマップがある程度見えてくるのでは?

と思ったからです。つまり、あなたもわたしも生きている間に月を間近に見る(しかも前沢氏よりはるかに安全に)チャンスがある!ということです。

そう考えるとワクワクしませんか?

ではもし今回のプロジェクトが予定通り2023年に実行されかつ成功したとしたら、その後に一般人が当たり前のように月旅行ができる日はだいたいいつぐらいになるでしょうか。

歴史は繰り返す(かもしれない)、ということで旅客機の歴史をみてみると。

1919年にパリ・ロンドン間の初の国際航空便誕生 (参照:Wikipedia)

このころの旅客機に乗っていたのは、第一次大戦戦後処理を迅速にすすめるための政治家や外交官、そして命がけの冒険に大金を払う富豪だったそうです。

ね?歴史は繰り返す、というかいつの時代も、すべてを手に入れた富豪はやることがなくなって命がけの冒険に出かけちゃいます(笑)。

このころの旅客機はまさに命がけの乗り物。これは今回の月周回のプロジェクトと同じ状況だといえるでしょう。

1920年代をとおして機体の大型化やエンジンの改良によって旅客1人あたりの経費が2/3から1/2程度に下がりました。

今回の前沢氏1人の旅費を約90億とすると、2030年代には30億ほどまでに低下する計算です。うーん、庶民からすれば90億も30億も変わらねぇ。

1950年代ジェット旅客機の誕生

30年代から40年代で技術的進歩のおかげで安全性が向上し、初期の命がけの冒険ではなくなります。でも費用的な問題で、まだまだ庶民には手の届かない優雅で贅沢な乗り物でした。

さらに第二次世界大戦で使用されたジェット戦闘機が民間に応用されて、今われわれが乗っている旅客機の祖:ボーイング707が誕生。スピード・安全性共に飛躍的に進歩します。

ということで初の民間人月旅行からおよそ20年、2050年頃には、今のロケットのような垂直に打ち上げるのではなく、普通に飛行機のように飛び立ち、何事もなかったかのように、また飛行機のように帰ってくるみたいなことになっているでしょう。またロケットの大型化等でコストも大幅にダウン。もしかしたら月以外の航路も開拓され、人類初の火星周回旅行者が生まれるかも。

1960年代 旅客機大衆化時代の到来

これまでの富裕層の旅行や大会社の重役などの出張のみで使われていた旅客機が、ここに来てようやく一般大衆にも利用可能となったとさ。

ちゅーことで、歴史が繰り返えされるなら、われわれは2060年には月周回旅行に出かけることができる!

うーん、それまでに生きているかどうかも微妙なライン。。

しかも旅客機での海外旅行と、月周回旅行の決定的違いは、月には今のところなにもないってとこです。つまり一般人による需要が低すぎるのです。例えば、パリからニューヨークへの旅行であれば、ニューヨークにはビジネスや観光などの様々な用事や楽しみがあります。例えば友人や遠い親戚に会いにいくでもいいでしょう。しかし、月周回旅行では行って見るだけです。あるのはロマンだけです。それだけのためにどれだけの人がリスクとお金を欠けていくでしょうか。あやしいところですね。

しかし死ぬまでにどうしても月にいきたいなら、今のところ、とにかく超健康で長生きするか、富豪を目指すかの2択。。

さ、とりあえずジム行こ(笑)。

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月なんか行けなくても、たまにハワイにでも行ければそれでいいし、、(スネ)

静かにハワイらしさを満喫するならコオリナ(Ko Olina)リゾートが最適

まてまて、絶望するにはまだ早い!

なぜならわれわらは今、テクノロジーの進化の過程で特異点(シンギュラリティ)上にいるからです。テクノロジーは今後線形的でなく、指数関数的に成長していく。ならば2030年代の月周回旅行大衆化も十分可能なはず。

特異点(シンギュラリティ)についてはこちらを参照:

とりあえず、われわれは今はこのマスク氏と前沢氏のプロジェクトをあたたかく見守りましょう。

じゃまた。

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TE.D
昭和末期生産型AI投資家。ロスジェネ最後の生き残り。30代で結果的に実質セミリタイア。最近はハワイ東京間を行ったり来たり。映画「キャスト・アウェイ」のトム・ハンクスのごとく、このネット大海原の無人島にて一人つぶやいてます。 穏やかで自由かつ豊かな次世代の都心ライフスタイルを模索しながら、日々のささいな経験や気づき、オススメ情報を中心に発信します。

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