株式投資難民に捧ぐ、投資を始める前に考えておくべき大切なこと。

久々に投資家として、投資にまつわるお話をします。

これから株の投資を考えているけど、何をどうして良いのかわからない、と言う人の1つの参考になれば幸いです。

ちなみにここでお話しするのは、どの証券会社が良いとか、どの銘柄良いというような枝葉の情報を提供するものではありません。

もっと本質的にどのような姿勢で投資を始めると良いかという話です。

当然ですが、最終的投資は自己責任にてお願いします。

結局ビジネスは場(フィールド)を持つものが長期的に生き残る

結論からいうと、わたしが投資する会社にはネット・リアルに関係なく1つの大きな特徴があります。

それが場(フィールド)を提供している会社かどうかと言う点です。

「???」

と思う人もいるかもしれません。

がこれは物理学的見地や過去のあらゆるビジネスの栄枯盛衰を見てきて、わたしが出した結論です。

物理学的視点

とは言えわたしは物理学者でもなく、理系でもないので詳しい物理の話はできません。

ですが、わたしたちが日々体験している現実というのは、素粒子の集合によって成り立っているのは間違いなさそうです。

で、当然この素粒子が物質として姿を現すために、絶対に必要なものがあります。

それが、

場(フィールド)

ウィキペディアによると場とは、

場を”空間中の数”として定義する際に、場は物理的実体を持つとみなされている。“場は空間を占有し、エネルギーを含み、その存在は真の真空を排除する[3]真空物質がない状態であるが、場は存在する。場は“空間内の状態”を生み出すことで、その中に粒子が置かれたときに、粒子は力を感じることができる[

出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/場

そうです。

空間を占有しかつエネルギーを含む場

これがなければ粒子が存在することができず、粒子は力を得ることができないんです。

逆に言うと、場さえあれば、事実上無限の可能性をそこに表現できるわけです。

経済的視点

ではここで話を経済に戻しましょう。

経済でいうところ、場と言われて一番最初に思いつくのはなんでしょうか?

簡単にいうとそれは、

土地

ですよね。

土地、まさに場、フィールド。そのまんまです。

よって結局は土地を持つものが長期的には生き残る可能性が高い、ということになります。

昔からいますよね、働いてもないのに代々悠々自適に暮らしている田舎の名士さん。彼らのほとんどはいわゆる地主です。

土地を持っていれば、時代がどう移り変わろうと、その土地の活用次第でいくらでも儲けられるわけです。

駐車場にしたり、ビルやマンションを建てたり、あるいは畑にして農作物を作ったりと。

翻ってアメリカでは今、トランプ大統領が世間を騒がせていますね。

みんさんはトランプ大統領ことドナルド・トランプがアメリカの不動産王だとイメージしている人が多いと思います。

が、本当のアメリカNo.1の不動産王が誰かご存知ですか?

実は本当の不動産王は彼なんです。ドナルドはドナルドでも、ドナルド・ブレン氏

アメリカの不動産王はトランプ大統領じゃない! 総資産2兆円の「もう1人のドナルド」とは

ドナルド・ブレン氏はカリフォルニア州オレンジ郡の5分の1、マンハッタンの5倍近くの土地を所有している。 Pool/Getty Images; AP/Reed Saxon; Tanza Loudenback/Business Insider アメリカの不動産王と言えば、ドナルドだ。 と言っても、ドナルド・トランプ大統領ではない。カリフォルニア州出身のドナルド・ブレン(Donald Bren)氏だ。ブルームバーグ・ビリオネア指数によると、その総資産は 約170億ドル(約1兆9000億円)で、トランプ大統領が所有する財産の 6倍近い 。 ブルームバーグによると、遺産相続により富を築いたトランプ氏とは違い、ブレン氏は銀行から借りた1万ドルを元手に、数十億ドル規模の帝国を自らの手で築き上げた。 ブレン氏が所有する不動産投資会社アーバイン・カンパニー(Irvine Company)は、カリフォルニア州最大の地主だ。 同社の 資産ポートフォリオ には、1億1000万平方フィート(約1022万平方メートル)を超える土地の他、オフィスビルやマンション、マリーナ、ホテルが含まれ、そのほとんどが絵画のように美しいオレンジ郡にある。ブレン氏はまた、トランプ氏の地元ニューヨーク市にも進出しており、ニューヨークのメットライフ・ビルディングの大部分を所有している。 ブルームバーグによると、ブレン氏の所有資産の合計面積は、オレンジ郡の5分の1にあたるといい、マンハッタンの5倍の大きさに相当する。 85歳になる元アメリカ海兵隊員のブレン氏は、今もなおアーバイン・カンパニーの会長として腕を振るっている。 そんな彼のサクセスストーリーを紹介しよう: [原文: Donald Trump is not America’s richest real estate tycoon – it’s another Donald who’s worth almost $17 billion] (翻訳:まいるす・ゑびす)

彼はなんとカリフォルニアのオレンジ郡の5分の1、NYマンハッタンの5倍もの広大な土地を所有しています。

彼が所有するアーバイン・カンパニーはその名の通りアーバインという街全体はもちろんのこと、その周辺のビーチ・リゾートやショッピング・センターなど、ほぼ町丸ごと所有しています。

以前わたしが紹介したリゾートも実は彼の所有物です。

言うなればわたしも彼の場に現れた素粒子の一つだったというわけです。

LA行くなら一度はペリカンヒル・リゾートにて最高のひと時を過ごすべし

先ほどの物理学よろしく、場にはそれだけでエネルギーがある、というのを彼は身を持って証明しているわけです。

彼がこの地に目を付けた頃のアーバインはまだ片田舎の何もない放牧地みたいなものでした。

物理的にゆうと見た目上何もない真空状態。でも、彼にだけは見えていたわけですよ、その広大な真空が持つエネルギーを

その先見性が彼を米国トップクラスの不動産王ビリオネアに押し上げたわけです。

残念ながらアーバイン・カンパニーはいまだにプライベート企業なので、投資家として株式を買うことはできませんが、もし株を持っていたら、ほぼ半永久的に安定して配当を受けられる、超優良投資物件のはずです。

日本でも、本業がぐだぐだで長年株価が低迷したまま放置されてたのに、眠っていた不動産の活用で一気に復活した、なんて話よく聞きますよね?

眠っている不動産の活用はハゲタカファンドの常套手段でもあります。

では、結局不動産を持つ会社に投資すれば良いのかというと、そうでもありません。場を提供する会社という切り口で市場を見ると、いろんな分野が見えてきます。

例えば、ひと昔前だと、百貨店やスーパーがを提供する企業の先駆となりました。百貨店やスーパーで売られる商品の一つ一つ(粒子)は流行り廃りで、出ては消えていきますが、スーパーや百貨店自体は80年近くも存在できているわけです。

今でいうと新しい場として登場したのがネットというバーチャル空間としての場です。

そして、今オンライン上で場を提供している会社の代表といえば、アマゾンやフェイスブック、日本ではYahoo、楽天、ZOZO、メルカリなどがこれにあたります。(これらの株を買うべきだと言ってるのではありませんよ。)。

いわゆるプラットフォーマーと言われる企業ですね。

プラットフォーマーなんて今風の言葉でかっこよく言っても、彼らは言わばネット上の地主なわけですよ。ドメインという土地に、人、もの、金、情報を集めて儲けているわけです。

そして一度場を手にした(あるいは作り出した)ものは、相当なヘマをしない限り長期に渡って利益を上げ、生き延びる可能性が高い。

今や名の知れたネット上の地主たちも成長に陰りが見え、収穫期に入ってる企業も多いので、より大きなリターンを狙うなら、将来どのような企業が新たなを支配し得るだろうか、と言う視点で市場を観察して見るのも良いでしょう。

例えば、物理的なリアル世界で言えば、次の注目のは、月や火星かも知れませんね。宇宙空間そのものもまさに場です。

では今いちばん月や火星という場を手に入れそうなら企業は?となると、答えが見えてくる。

わたしの上のような考えが正しいと言っているのではありません。投資に答えはありません。将来の結果だけが答えです。

場を持つ、あるいは場を作る会社は収穫までの時間・労力・費用が膨大になるなどのデメリットも当然あります。

同じ投資でも求めるリスク・リターン比率や投資回収期間などで無数のシナリオや切り口が考えられます。

逆に言うと、投資とは誰もが自由に将来の仮説を立てて、人知れずそれを実証するための壮大な実験なわけです。

自分の仮設が立証され(あるいは反証されて撤退することも含め)、経済的な恩恵を受けかつ社会の発展にも間接的に貢献していける、これが投資の醍醐味です。

逆にこの観点がないと、結局は短期的な値動きの荒波に飲まれ、いつの間にか値動き(お金)だけを追いかけてしまい、気づいた時には膨大な時間と労力と資金だけが無くなっていた、なんてことにもなりかねません。

そうならないためにも、焦って今すぐ株式投資を始める前に、自分なりのオリジナルのシナリオや仮説を作る作業に時間をかけてみてはいかがでしょうか。

と言うことで、簡単ですが、株式投資を始める際のヒントに少しでもなれば幸いです。

それではまた。

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TE.D
昭和末期生産型AI投資家。ロスジェネ最後の生き残り。30代で結果的に実質セミリタイア。最近はハワイ東京間を行ったり来たり。映画「キャスト・アウェイ」のトム・ハンクスのごとく、このネット大海原の無人島にて一人つぶやいてます。 穏やかで自由かつ豊かな次世代の都心ライフスタイルを模索しながら、日々のささいな経験や気づき、オススメ情報を中心に発信します。

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