このブログのテーマの一つとして、自由で豊かなライフスタイルの提案と実現を掲げているわけですが、ここで、心理的かつ物理的な、あらゆる不自由をくぐり抜けてきたわたしが、今回は物理面にフォーカスして、実際に自由を手にするまでに手放してきたものや習慣のいくつかをここでご紹介します。
1. とりあえずテレビの電源をつける
別の投稿でも少し触れましたが、私は今はテレビをほとんど見なくなりました。最初は意識的に見ないようにしていましたが、本格的に人生の短さ、またこの人生を真に生きるということに向き合った結果として必要なくなったといのが実情です。
ニュースやドラマ、そして必ず番組とセットになっているCMなど、わたしの人生とほとんど深い関わりがないであろう情報を一方的に浴びせられて、時間だけが奪われていくのが苦痛になってきたというのが大きな理由です。
実際にテレビを見なくなってから、心理的にも時間的にもかなり余裕ができました。帰宅したらとりあえずテレビをつけるみたいな習慣になっていませんか?もしそうなら、一度テレビをまったく見ない日や週を決めて、テレビなしの生活がどんなものか試してみてください。
2. 電車(特にラッシュ時)に乗る
大企業で働いていた時に一番無駄なエネルギーを使っていたのが、この通勤ラッシュ時の電車です。通勤ラッシュ時の電車ほど誰も得しないものはありません。
そもそも、まったく知らない人たちの中に箱詰めにされて毎日何十分も過ごすなんて、冷静にみると異様な光景ですよね。
これだけ技術発展が進んだ今の時代に、なぜわざわざナチスの強制収容列車の真似事なんてしないとけないのでしょうか。
これは国、企業、個人レベルで早急に解決すべき問題だと思うのですが、未だになんの改善も見られないどころか、痴漢や痴漢冤罪、暴力沙汰など、あの密室で起こる問題が未だにニュースになっています。
おそらく国や企業に頼っていてはいつまでたっても改善されないはず。ここは、個人で満員電車に乗らなくて済む方法を考えるほうが早いでしょう。
以下のように電車にならない方法はたくさんあります。
- 会社を辞めて独立する。
- 会社から自転車や徒歩で行ける範囲に住む
- 田舎の会社か在宅勤務可能な職種に転職する
- 海外で働く
これらの選択が難しいと言う方は、通勤ラッシュより早い時間に電車に乗るという手もあります。
早起きは最初は大変かもしれませんが、満員電車のストレスから解放されるばかりか、読書などの時間も作れて一石二鳥でしょう。
わたしは今はもう電車そのものにも年に数回乗るかどうかです。都心での車生活はそれなりにコストもかかりますが、やはり快適さで言えば比べものになりません。
3. たばことお酒
私も若かりし頃はタバコを吸っていました。サラリーマン時代の最初の頃もそうです。今思えばまったく無駄な行為だったと思います。
タバコを吸っている間はいいですよ。でも後々常に体がだるいし、だるいからまたタバコを吸いたくなるっていう悪循環。喫煙時間が1回につき10分だとして、一日5回もやれば、ほぼ1時間のロスです。
タバコミュニケーションなんていって喫煙室で、同僚や顧客とコニュニケーションを取るのが大事なんて言うけど、あんなのは都市伝説以外の何物でもありません。
喫煙ルームで話されていることの大半は愚痴です。そんな輪に入っても長期的には何の役にも立たないどころか、気づけば仕事ができない(しない)グループに引き込まれてしまう可能性が高いですよ。
次にお酒。嗜む程度ならまだしも、酔って記憶をなくすまで飲むなんてまったくのナンセンス。最近、友人の知り合いが酔ってクルーザーから転落して死亡したなんて話も聞きました。遅かれ早かれ酒は身を滅ぼします。
4. 無目的なネットサーフィン
これは上記1とほぼ同じことですが、意外に見落とされている場合があるので、あえて分けてあげておきます。ネットでの情報収集は目的を持って行われる場合は、大きな力を発揮しますが、なんとなく無目的にネットサーフィンをしていると、テレビ以上に時間を浪費してしまう可能性があるので要注意です。
私も一時期、ブラウザのデフォルトページを某大手ポータルサイトにしていた時があって、ついついニュースを端から端までぼうーっと眺めてしまい、「はっ」となったことがありました。
ニュースだけならまだしも、コメント欄まで読んでしまっていたこともありました。
これ本当に時間の無駄です。コメント欄にも建設的意見がごくたまーにありますが、ほとんどが批判や中傷止まりのものばかりです。
そんなものに時間をかけるくらいなら、わたしのブログを読んだほうがはるかに人生が豊かになりますよ。
今は、ニュースもトレンドを知るために、三日に一度くらいのペースでトピックスをざっくりと眺め、気になったものだけ2、3本分を確認するといった程度です。
5. 気が進まないイベントへの参加 (はっきりNoという勇気)
社会人ともなれば、当然いろんなイベントに参加する必要がでてきます。たとえ自分でビジネスを始めたとしても、それは変わらないでしょう。
日本人としては、飲み会や各種イベントなどのお誘いを断ると、どうしても申し訳ない気持ちになる人も多いでしょう。でも、もし少しでも気が進まない場合ははっきりとNOと言った方がいいです。
飲み会やイベントに誘ってくる人も大抵は数集めのために不特定多数に声をかけているだけと言う場合がほとんどですので、なにも断るのを躊躇する必要はありません。
嫌々行ったところで、そのイベントに前向きな貢献もできないでしょう。大抵飲み会などのイベントは移動時間も含めると少なくても3時間以上はかかります。
3時間も気の進まないイベントに拘束されるのは苦痛以外のなにものでもありません。逆に、応援している人やお世話になっている人などのイベントに絞って参加するのがいいでしょう。
また、面倒くさいけど、なぜだか気になるな、と少しでも思うようなイベントであればどんどん参加したほうがいいでしょう。
NOT to do リスト作成のススメ
いかがでしょうか。忙しい、忙しいと言っている人に限って、実は自分の人生にあまり関係のないものごとに時間を使わされていたり、特に楽しいとも思っていないことに惰性で時間を浪費している場合がほとんどです。
忙しさで心を失うことがないよう、少しでも思い当たるものがある方は、まずはTo Doリストを作る前に、ご自身のNot To Doリストを作って、やらないことを明確にしてから、(不)実行してみてはどうでしょうか。
一日の長さ、穏やかさ、豊かさの劇的な向上に気づくはずです。
それではまた。
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